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中小企業診断士は独学か予備校か

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中小企業診断士の試験日が近づいてきました。今年は2018年8月4・5日(土日)。

 

今日は中小企業診断士資格を取得したらまず最初に考えるであろう「独学か予備校か」という点について書きたいと思います。

 

この記事の目次

 

結論から言うと独学を選んでます

早速ですが独学を選びました。

では、わたしがなぜ「独学」を選んだのか?という点について選んだプロセスと理由を書きたいと思いました。

 

 

まず予備校に行ってみた(TAC・LEC)

最終的に独学を選んだわたしですが、TAC・LECについては実際に予備校に出向き、担当者と相談をしています。またTACに関しては一度お試し講義を受けました。

 

 

予備校ではなく独学にした理由

①カリキュラムスケジュールは概ね8月開始で組まれていた

実はわたしが資格を目指そうというタイミングが「2月」だったのですが、実はこれは微妙な時期でした。

 

中小企業診断士は平均勉強時間が1000〜1200時間と言われており、どの資格予備校も8月くらいから1年間のカリキュラムが組まれ、翌年の8月の合格を目指すというパターンが多いです。

 

そこに2月にわたしがひょこっと行ったので試験日までの期間が短く、あまりハマるカリキュラムがありませんでした。

 

 

②受動型教育と独学の効率性比較

一度TACで経営情報システムという講義はお試しで一度受けさせていただきました。1.5時間の座学ですね。

 

悪くないなとは思ったのですが、この座学で1.5時間で学べることは自分ひとりだったら30分だな、と思ったからです。

 

やっぱり受動的な座学って良し悪しがあります。全く知識のない講義だったら座学で受動する必要がありますが、そうでもない分野については自ら本読んで知識を取りに行ったほうが確実に効率がいいです。

 

 

③予備校の講義時間に毎週通学できるか不安だった

TAC、LECのカリキュラムは2校とも

  • 毎週水曜日19時〜
  • 毎週土曜日10時〜
  • 毎週土曜日13時〜
  • 毎週土曜日19時〜
  • 毎週日曜日10時〜

のような週1コマ制でした。

 

まず平日はこの時間どおりに予備校に通えるのかという大きな問題がありました。突発的な残業もあるし、行きたい飲み会や勉強会もあるかもしれません。そんななか、週の特定の1日を1年間拘束されるのは厳しい。

(なお、曜日振替制度はあります)

 

一方、土日はサラリーマンならある程度都合つくでしょ?と思われるかもしれませんが、我が家は共働きの子持ち(二人)。

週末の土日どっちかの決まった時間に家を空ける、というのが非常にインパクト大きいです。

その間、妻が完全ワンオペになるのでね。

 

(そんな事情から4時起き朝勉・独学というやり方にいきつくわけです)

 

というわけで勉強法は予備校ではなく「独学」という選択をしました。

 

 

これが独学を選んだ主な理由になりました。

 

 

ちなみに予備校を完全に諦めたわけではない

受動型勉強にしなきゃいけない分野もある

理由②に書いた受動型の勉強は効率が悪いと書きましたがこれは、ある程度自分が事前知識を持っているから言えること。

 

わたしはIT系企業で働いているので経営情報システムとかとっつきやすいわけです。

 

ただし財務会計とか全く門外漢の分野についてはいきなりテキストを読んでも非効率になる可能性が高いため、この分野は予備校でやろうかな?と悩んでいます。

(財務会計は期間も短く2018年合格は捨ててます。2019年の合格に向けて予備校を翌年どうしようかなと検討中)

 

ちなみに私は経済学の独学ではかなり苦労しています。経済学はイメージが大切な学問なので静的なテキストでは厳しいのですよね。

なのでYouTubeのフリー講義を見たりしていますが、ここは正直なところ効率の悪さを感じます。

 

逆に、企業経営理論、経営情報システム、中小企業経営といった科目は独学で十分な気がします。

 

 

中小企業診断士の大きな意義の一つにひととのつながりがある

中小企業診断士という資格自体若干ふわふわしたものであることは否めないのですが、唯一つみなさんが挙げられている取ってよかった理由として「人脈」があるようです。

 

独学していると人脈は広がりません。特にTACでは人数も多いことから「ともに学ぶ仲間」ができるようですね。

 

このあたりは重要な要素と考えていて、で次年度、TACもしくはLECに通おうか検討はしています。

 

ちなみにTACとLECの特徴ですが、ネット&実際に出向いてみての感想は

  • TAC:とにかく大手。人数が多い。大手感と普通感。幅広いひとがあつまる。
  • LEC:玄人感。渋い。男性が多め。若干安い。

という感じでしょうか。正直カリキュラムの質については大きな差はなさそうでした。

 

まとめ

  • 中小企業診断士の勉強法としては、①カリキュラムスケジュール、②受動型よりも自ら学ぶ事による効率性、③家族との時間のバランス の3点から独学を選択した
  • ただし、全く門外漢の科目については独学は厳しい面もある。また人脈が全く作られないという観点から現在も予備校は検討中。

 

こんな感じでしょうか。

次は独学で使う参考書について書きたいなと思っています。

 

では