起業準備ノートを少しだけ晒してみる
このブログで起業をしたいんだ、
という話をたまに書いています。
今日はそれに関する
わたしのアクションの話。
まずは起業ノウハウ本を探した
何も分からなかったので
いくつか本屋で起業ノウハウを
買って読みました。
正直、全体的にクオリティが
低いなと思いました。。
まぁこうすれば
起業できてがっぽり儲かるなんて
本はありません。
そんな中でも最もいいかもな
と思ったのがこちらでした。
起業は1冊のノートから始めなさい―――「事業プラン」から「資金計画」までを可視化する起業ログのススメ
- 作者: 上野光夫
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/08/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (3件) を見る
起業するための直接的なノウハウというよりも
起業を準備するというプロセスとして
まずは「起業ノート」を
書くのがいいよ、というもの。
ノートに書く内容は以下
ま、このあたりは興味あれば
本屋で見てみてください。
これを買ったのが2018年1月上旬。
本記事の内容
この記事では、
わたしがこの本に従い
- どこでどのようにノートを記し
- どのくらいの量を書き
- 何を書き
- どのような変化があったか
を紹介したいと思います。
先に結論を言うと
このノートで起業を考えていく、
という具体的な作業は、
起業にとどまらず
自分の人生そのものを見つめ直す非常に強力なツール
なりました。
そして、
「別に起業がGoalじゃないよな」
と思うようになりました。
では、ご紹介していきたいと思います。
なお可能な限り内容を
晒していきたいと思いますが
100%プライベートなので、
「ボカし」を多用しています。
雰囲気を感じ取ってもらうくらいで
ご容赦ください。
なんのノートを買ったか?
これは今回の本にも記載がありますが、
「自分が気に入ったものを買いなさい」
ということで
革素材の少しいいものを買いました。
いつノート書いていたか?
通勤電車であえて1本待つことで座り、
会社最寄駅まで20分間を使い、
平日毎朝書いています。
どれくらいの量を書いたか?
合計90ページほど書きました。
書けない日もあったのですが、
20分あれば実は2ページくらいは書け、
そして結構深いところまで行けます。
では実際に何を書いていたのか?
ご紹介していきます。
かなり量あります。
①自分コンセプトとそのブレークダウン(合計12ページ)
最初に取り組んだのが、
自分を見つめ直すこと。
- 自分は最終的にどうありたいか?
- 何に幸せを感じるのか?
- 特性はなんなのか?
- 何に喜びやりがいを感じるのか?
- それは価値があるのか?
- 自分の理想を追求するための行動指針とはなにか?
「起業する場合の起業理念」
「面談をする場合の自分のコンセプト」
「自分の根源的な欲求」
といった、
自分の軸となる部分を追求していきます。
これ、
学生時代に行った
自己分析とほぼ同じですね。
つくられた志望動機を考えるより
自分を見つめなすことに
時間を費やす方が、
就職活動では活きることを
実感されている方は多いでしょう。
社会人になってからもそれは同じ。
社会に出て10年経った自分の
自分の明確な軸を言語化し、見直せる。
という状態を作れたという意味で
とても価値のあるアクションになりました。
②自分の最終目標からスケジュール感、ToDoのブレークダウン(合計7ページ)
自分のありたい姿・最終目標が決まると、
そこからスケジュール化、ToDoという
具体的な作業に入ります。
- なりたい自分、30年後は?10年後は?3年後は?今年はどうなってる?
- さらに細かく2018年上期の行動計画は?
実際的にはこの計画表が最も強力。
「意外と時間がない」
「人生長いんだから最も大きなことをやろう」
「やばい、自分で建てた計画が遅延している・・」
こういった具体的な気づきや
自己是正を働かせる
強力なツールになりました。
③具体的なビジネスプラン検討(合計20ページ)
次は具体的な起業に向けた
ビジネスプランを考えていきます。
ノート記載時間と量としてはここが最大。
- ビジネスプラン100本ノック(現在70本ほど)
- ビジネスプランワークシート:現在15本ほど
作業としてはもっとも厳しいものですが、
この中のひとつに
ブログをビジネスのベースにする
or 自分メディアとする
というものがあり、
4月にこのブログを始めたわけです。
④キャリア転職活動関連(合計11ページ)
自分コンセプトと近いですが、メモ用に書きなぐりました。
- 自分の履歴書ワーク
- 面談時メモ
- 異動調書用メモ
特に面談後の聞かれた内容を整理したり、
そこで感情的に感じたことを書くのに
リアルなノートというメディアは
ちょうどよかったです。
やはり考えること、
感じことをダイレクトに記す、
そこから思考を深掘りする、
というプロセスを経るには
圧倒的にリアルなメディアである
ノートが強力だなと実感しました。
⑤自分の仕事について(合計4ページ)
自分の仕事についても書きました。
実は2月頃に
自分の社会人史上最も
大きなトラブルが発生しまして。
自分のプライドがズタズタになりました。
正直心が折れそうになったのですが、
このノートがあったことで
冷静に事実を整理し、
自分を第三者的に俯瞰。
この第三者で悩んでいる自分に
「このピンチをチャンスに変えるのだ」
というマインドを
自らに植え付けることができました。
ひとりコーチングみたいなものですね。
不安や迷い、心配、苦しみを
実際に文字として書き落とし、
それに対して冷静にかつ前向きに対策を考える。
心を強く持つことが出来ました。
⑥中小起業診断士関係(合計3ページ)
自己分析、キャリア分析、
今後の目標を進める中で
資格取得を行うことを決めました。
さらに具体的に、
- なぜ中小企業診断士なのか?
- 会社でどう活かすのか?
- 会社以外でどう活かすのか?
- 限られた時間の中で診断士が本当に必要なのか?
- 科目合格の戦略&スケジュール
- TAC,LEC等資格学校の研究 等
ただ現在、この勉強を始めたために
このノート時間が激減するという
課題起きています。
時間配分という意味で
課題感を感じているため
ここは引き続きたまにタスクの優先度を
考えねばと思っています。
⑦子供について(合計3ページ)
子供についても書きました。
- 子供との付き合い方
- 子供の性格についてのメモ
ふたりの子供の性格、特技、
性質、伸ばしたいところ、
習わせたい習い事俯瞰してまとめています。
習い事や、受験を受けさせるか等も。
子供の性質などの分析ついて
実際にノートに書く、
といった作業をしたことがあるひとは
少ないのではないかと思います。
でも、
もっと時間をさかないと
いけないポイントだな、と
本まとめを通じてわたしが感じています。
⑧人と出会ったこと飲み会で気づいたこと(合計6ページ)
誰かと出会ったとき、
飲み会のときに
感じた感情をまとめていました。
これをするとどういう飲み会や
人脈に意味があって、
何に意味がないのかわかります(笑)
⑨全体的なタスク整理・優先順位付け・時間の使い方(合計6ページ)
正直これだけのことを同時にやっていると
脳がキャパオーバーします。
なので雑メモ的に
今自分が何をしていて
何に悩んでいるか、
ではノートに記したとおり
自分はそもそも何がしたかったのか?
を振り返っていくと
自分がやるべきことが明確化されて
非常にすっきりします。
脳のストレス解消、
もやもや解消に非常に強力でした。
以上がこの5ヶ月間に記した
ノートとその実感の振り返りでした。
振り返ってみて起業ノートの効果が強力すぎる
いや、書いている自分が驚くぐらい
このノートの威力がすごいです。
メリットをざっくりまとめると
- 自分自身を知れる(それが形として残る)
- 具体的な計画が作れる
- 具体的か計画を遂行させられるベースが形作られる
- 見直せる
- 俯瞰性があり仕事や自分のみならず子供についても考えられる
後から見直すと
おお、わたし深いこと考えてるな、、
とすっかり忘れてたりします。
形に残るってのが一番効果ありでしょうか。
もはや起業ノートではない
起業はあくまで
自己実現のプロセスだと
思うようになりました。
なので感覚としてこれを続けることで
人生の最短距離を走れている感覚があります。
まとめ
起業準備ノート、もとい人生ノートは
毎朝20分だけでも書くようにすると
人生が変わってくる実感を持てる
※なお、実際に人生を変えるには行動が必要
では
起業は1冊のノートから始めなさい―――「事業プラン」から「資金計画」までを可視化する起業ログのススメ
- 作者: 上野光夫
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/08/30
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