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効果的な異動の挨拶を考えてみる(例文あり)

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実は7月から別の会社で働くことになりました。といっても転職をするわけではなく、人事異動として関連会社に異動するわけです。


今の会社には4年ほどいましたので、ある程度知っている人も多く、今週金曜日は送別会も開催されます。

 


そんな中、必ず必要になるのが、異動の挨拶(スピーチ)です。私はこれが非常に苦手。憂鬱です。

 


正直言うと、異動するときに、あえて皆の前でこれまでの仕事のことや感謝の意をあえて多く語りたいと言う気持ちになったことがありません。

 

言いたいのは「本当にありがとうございました」くらいで。


しかし、今後も続くであろうこの避けられないイベント。サラリーマンである限りは避けられないイベントです。

 

なので今日は、異動のスピーチと言うものについて少し考えてみたいと思います。

 


一般的な異動の挨拶について

一般的な異動の挨拶の流れというのは大体決まっているかと思います。

  • 在籍期間
  • 何をしてきたから
  • 面白いエピソード
  • 次に行く職場のこと
  • 感謝の意を込めて終わる

というものでしょう。

 

 

大前提:相当のことがない限り誰も覚えてない

幾度と無く、幾度と無く、そーゆー挨拶を聞いてきました。

ごくまれに印象的な挨拶もありましたが、正直過去異動してきた人がどんな挨拶をしていたのかほとんど覚えていません。

 

そういう意味では異動の挨拶で何かが変わるものでもなく。その人のイメージはそれまで長い間やってきたその人の仕事に左右されるのでしょう。


だから、異動の挨拶なんて、ただ感じよく終われればいいのかなと。


(異動の挨拶よりも異動先部署での最初の挨拶の方が重要じゃね?と当たり前のことに気づきましたが、今日は異動の挨拶についての話)

 

 

いい異動の挨拶の要素とは?

先ほど過去面白いと思った挨拶が、印象に残った挨拶が「ほとんどない」と言う話をしましたが、いくつかはあります。

 

それはその人の気持ちが伝わってきた挨拶です、


気持ちが伝わると言うのはどういうことかと言うと、

  • それまでその人がやってきたことが聞いている側からイメージがついて
  • 共感されて
  • それに対してその本人の熱い思いを感じ取れる

と言う状態かと思います。

 

そのあたりをイメージしつついい異動の挨拶の要素を分解していきたいと思います。

 

①ストーリー性

短い時間ではありますが、やはりストーリー性というのは非常に重要になるかと思います。

ある程度の起承転結は必要になります。

 

ただ、異動挨拶は短いことに越したことはない。というわけで、これは本当に軽く抑えておく程度でしょう。

 

②共感される気持ちはやはり感謝と褒め

異動の挨拶で共感を生むには相手に「感謝」と「褒める」でしょうね。

 

まぁこれはわたしの感情として普通に言いたいことでもあるので、なんの問題もなし。

 

 

③より効果的にするにはギャップ

ストーリーとも絡みますが、普通に何かに対してありがとう、すごかったよ、といってもあまり伝わりません。

 

なので、

  • もともとの期待が低かった
  • ハードルが高かった

状態からギャップを感じさせる体験について感謝と褒めを述べるとより効果的です。

 

起承転結でいう、「承」ですね。

 

そして「転」で驚き体験を話して、「結」で感謝と褒め。

 

また自分のキャラとのギャップを作ってもいいかもしれません。

  • 真面目キャラ→実はこんなふざけたことを考えていた
  • 不真面目系キャラ→実はこんな真面目なことを考えていた

すごく簡単にいうとこんな感じ。

 

わたしはどちらかと言えば、後者なので実は真面目な話をして、シットリさせる戦略で行こうかと。

 

④エピソード

最重要ですね。これは個々に異なりますが、

  • 苦労して成功したこと
  • チームの人気者が絡むネタ
  • 自分が熱く語れること
  • 最終的に言いたい感謝の気持ちを最も分かりやすく表せるネタ

こんな観点で思い出してみようかと。

 

まとめると、

  • 【起】(熱く語れる)エピソードの中で
  • 【承】最初自分はこう思だろうと思っていたが、
  • 【転】実はこういうことになった。その時強く感謝を感じた。こんなことがすごかった(ギャップ)
  • 【結】感謝している(真面目に語って自分のキャラとのギャップを作る)

こういう流れでしょうか。

 

例文を作ってみる。

 

導入

「この度はこのような会を開いていただきありがとうございます。わたしはこの部署に●年に配属されまして、今年で●年になります。今日はひとつこの部署についてわたしがとても印象に残っていることを話したいと思います。」

 

「この部署でわたしが印象に残っていることはたくさんありますが、今日話したいのはひとつだけ。●についてです。」

 

「最初のわたしのイメージでは●のように思っていました。また●で非常に苦労しました。そんなことを考えていました。」

 

「しかし(ギャップがあり)実は●でした。またさらに●なことまでしてもらって本当に感謝しています。●の大切さを学びました。いいメンバーに出会えたなと心から思っています。」

 

「この部署はわたしにとって●でした。ここで学んだことを次の職場でも活かして、また一緒にお仕事できることがあれば、ぜひ恩返ししたいと思います。本日はありがとうございました」

 

まとめ

と、ここまでまとめてきましたが、なんだかやる気が湧いてこないですねぇ。

どうせ誰も覚えてないし、言いたいこと言ってやろうかなぁ(笑)と思いました。 

 

 

では

 

(音声入力 10分 1000文字、手動追記 30分 で合計2300文字)