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父について

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きょうは父について。

 

父の日が近いっていうこともありつつ、なんとなく最近自分の心のなかで引っかかっているのが父親だからです。わたしは父のこと親父と言っているのでそう書きます。

この本を読んでいるのもちょっと関係しているかも。

 

父とわたしの関係

わたしは18歳のときの大学進学のときに状況してきてそれいらいずっと東京。実家はある程度離れた場所にあり、もちろん普段あることはありません。

年に2回くらい帰省するけど、トータル3分くらいしか直接話さないんじゃないかな。

すでに親父は70歳で引退しているのですが、親父の働いていた業界は、一部わたしの業界と被っているのでその話をしたり。

 

もう少し内面的な関係

比較的悪くない関係です。

そもそも父親と息子でべったり仲いいふたりなんて聞いたことない中で、普通にコミュニケーションは取るし共通のネタもあるわけで。ただ表面的といえば表面的な関係です。

 

でも父はわたしの本質をよく知っている

学生時代に自己分析をする中で、親にも自分のことを教えてもらう「親からの他己分析」というプログラムがあって、そこでメールで貰った内容をみて結構な衝撃を受けたことを覚えています。

それまでほとんど内面的なコミュニケーションを撮ったことがなかったのに、「本質的なわたしの性格の弱み」を突いてきたからです。

いわゆる言われたくない真実ってやつです。

でも、それまでそんなこと一言も言ったことなかったのに。実は知っていた、見ていたんだ、と思いました。

 

子供のころからの親父との関係性

成長するにつれ、親父と深いコミュニケーションを取ることはなくなりましたが、自分が小学校低学年くらいのとき、2人っきりのたきはたくさん喋ってくれる親父がいた事を思い出します。

 

親父との対話

一番よく覚えているのは、小学校低学年くらいでしょうか。

どこかからの帰り道の車の中で、わたしは車の助手席に座っていて。結構眩しい光浴びてて。

その社内で親父は自分の仕事のことや、その他いろんな子供にとっては難しいことを、とてもわかり易く面白く話してくれたことを覚えています。

 

あとは、家族喧嘩したあとに、近所の公園に連れて行かれて、そこで「性格の遺伝」について細かく熱く語られました。これは中学1年くらいかな。

ここはプライベートすぎる話なのであまり書きませんが、この瞬間が親父のコアに最も近づいたときだったのかなと思います。

ただわたしは当時反抗期バリバリだったので、そのときは「コイツ何いってんだ」くらいの感じで。

ただ今はその時の親父の言っていることが実はよくわかったりします。

 

親父と似ているところ

振り返ってみると実は親父との共通点がたくさんあります。

  • そもそも仕事の分野被ってる
  • 30代中盤に突然資格勉強を始める(親父もそうだったらしい。そしてその資格を使ってリタイア後、別会社へ再就職をして悠々と暮らしていました)
  • ブログのような文字ロギングをしている(親父の時代にはブログななかったけれど、どうも大量の日記テキストを保有している模様。そしてネット上でもいくつかのコミュニティに属して何やらやり取りをしています)
  • お酒が好き

こういうのを見ると、昔親父が夜の公園で言っていた「性格の遺伝」は間違いなくあるのだなと。

 

親父は自分をどう見ていたか

正直親父が自分のことをどう思っていたのかのフィードバックは非常に少なく、前に書いた他己分析くらいしかありません。

ただ、最近わたしにも息子が出来て、ふと「あ、この感情ってひょっとして、親父も同じこと思っていたんじゃないだろうか」と思うことがあります。

こんな感情感じていたのに、そっか何も言わなかったんだ、とかね。

自分が当時の親父にダブるような不思議な感覚。

 

さて、今後親父とどのように関係していくか

今回親父のことについて考えてみましたが、正直今のわたしの年代で親父に対して興味があるかというとそういうわけではありません。

ただ今この瞬間に、親父としっかりコミュニケーションを取っておくことは、自分にとって何か有用(打算的ですけど)で、なにか「生きるヒント」みたいなものがあるのではないかと思っています。

 

なんでも聞けるなら親父に聞いてみたいこと沢山あります。

  • なんで突然資格の勉強しようと思ったの?
  • 俺のこと憎たらしいと思ったことない?
  • 何をコアに生きてきたの?

こういった話を親父とある程度向き合って出来た息子は少ないと思ますし。

 

 

皆さんも父or母との関係を振り返って考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

さて、うざい父の日マーケティングに乗っかってなにか作戦を考えてみようかしら。

 

それでは